曲面オフセット

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曲面オフセット

曲面オフセットとは

曲面オフセットは、3Dデータをダイレクトに読込み、一定量のオフセット処理を行い任意のフォーマットに保存することが可能です。この曲面オフセット機能は、元々3次元CADで複雑なシェル要素をオフセットする場合に計算時間を要しオフセットができない問題に対処したものです。Brep情報にはフェイス間のトレランス内でシェル化、またはソリッド化されています。3次元CADでオフセットした場合に各単体の面をオフセットして3次元CAD特性のトレランス内に収まればオフセット計算が成功します。従ってオフセット量が小さい場合には、3次元CAD特有のトレランス内に収まる可能性が高いため、小さなオフセット計算は成功し易くなっています。CATIA V5の位相トレランスは0.1mm、NXの位相トレランスは0.0254mmですのでCATIA V5の方がオフセット計算に成功する可能性は高くなります。これは、可能性の話で実務では100%しかも高速にオフセットする必要があります。3D Evolutionのオフセット計算は、個々の面をオフセットして指定された位相トレランスから外れたエッジを自動ヒーリングをして修正しながらオフセット計算をを行います。この場合でもすべて修正されず、修正が必要なエッジが表示され、手動修正によりオフセットが完了します。Brepのみではなく、CGRやSTL、VRML等のファセットデータのオフセット計算も可能です。3D Evolutionのオフセットアルゴリズムは非常に高速です。従って3次元データの静的干渉チェックでは、マイナス方向にオフセットすることで、個々の部品を小さくして接触部分を計算から除外し致命的な干渉を抽出することに成功しています。この強力なオフセット計算は、1998年、ダイムラー社のAクラス発表時の横転事故が契機となり開発されています。開発の目的は、全ボディのオフセット計算を行い車両重心を正確に計算することです。

オフセット

曲面オフセットの特徴

● 3次元CADでオフセットできない複雑な曲面を高速オフセットします。
● CGR、STL、VRML等のファセットデータのオフセットも可能です。
● オフセット面による中立面も計算できます。
● 自動ヒーリングで計算誤差を補正します。
● 世界唯一無二の曲面オフセットツールです。
● Webベースやコマンドベースによる自動オフセットが可能です。
● シェル要素の自動オフセットは、オフセット方向とオフセット量を直線で表現します。


曲面オフセットのベンチマーク例

部位 面数 トレランス オフセット量 計算時間
フロアーパネル 16,541 1/100 2mm 4.5分
リアドア 3,212 1/100 1mm 1.0分
フロントドア 5,281 1/100 1mm 2.5分

このベンチマーク結果は、CATIA V5データをノートPCで計測した結果です。