3D図面変換

3D図面変換

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〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1

3D図面変換

3D図面変換とは

欧州の3D図面の考え方は、3次元CADの生データを3D図面として運用するのではなく、中間フォーマットの変換して運用しています。理由としては、3次元CADの生データの場合は、設計製造工程に必要なデータが他社都合によて振り回されるからです。欧州の3D図面化は3次元CADメーカとの過度な依存関係を断ちきり設計製造環境の安定化を行うものです。3D図面運用を行う中間フォーマットは、2016年時点では航空宇宙産業は、STEP AP242、自動車産業は、JTフォーマットとなっています。3D図面運用を実行すると必然的に長期保存が発生します。ISOが長期保存用にSTEP AP242を開発し変換保証情報もSTEP AP242に記録されるためSTEP AP242で3D図面を運用した方が理に適っています。但し3次元CADにおいてSTEP AP242への対応は、CATIA V5以外は遅れています。従って裾野が広い自動車産業は、パラソリッドベースのJTフォーマットで運用を行っています。STEP AP242もJTフォーマットもPMI情報が格納できる中間フォーマットです。

3D図面変換

3D図面変換の特徴

▼ バイナリー解析によりビッグデータを高速に変換
▼ アセンブリ構成のみをXMLに変換可能(BOM化)
▼ PMI情報をJTまたはSTEP AP242に変換
▼ 色情報やメタ情報も変換
▼ 複数のフォーマットを合成して変換が可能
▼ Webベース 自動変換システムに対応


入力フォーマット

インターフェイス 拡張子 バージョン
Acis *.sat
*.sab
All-R21
AutoCAD *.dwg
CATIA V4 *.model
*.dlv
*.exp
All-4.x
CATIA V5 *.CATPart
*.CATProduct

*.cgr
R10-R27
CATIA V6 *.3Dxml R210-R213
Creo *.prt
*.xpr
*.asm
*.xas
All-Creo4.0
*.neu 13-WF5
iCAD *.x_t
*.x_b
All-26
I-Deas *.arc
*.unv
*.asc
All-NX6
IGES *.igs
*.iges
5.3
Inventor *.ipt
*.iam
All-2017
*.sat
*.sab
All-R21
JT *.jt 6.4-10.2
NX *.prt 11.1-NX11.0
*.jt 6.4-10.2
*.x_t
*.x_b
All-26
MicroStation *.dgn
*.sat
*.sab
All-R21
Parasolid *.x_t
*.x_b
All-26
Proe *.prt
*.xpr
*.asm
*.xas
13-WF5
*.neu 13-WF5
RobCAD *.rf
Solid Edge *.x_t
*.x_b
All-26
*.jt 6.4-10.2
SolidWorks *.sldprt
*.prt
*.sldasm
*.asm
1999-2017
*.x_t
*.x_b
All-26
STEP *.stp
*.stpx
*.step
*.stpZ
AP203
AP214
AP242
VDA *.vda FS2.0

出力インターフェイス

ヨーロッパの3D図面フォーマットは、自動車産業はJT、航空宇宙産業はSTEP AP242です。この運用には、自動車はシーメンス社、航空宇宙はダッソー社が深く関わり成立しています。3D Evolutionは、JTやSTEP AP242の両方をサポートできる3D図面変換ソフトです。また3D図面のビューワデータとしてPMI情報付きでPDFへ保存が可能です。


▼ JTフォーマット(自動車産業の3D図面)

Interface Information 出力情報
Facetボク
セル
表示 形状 履歴 位置 PMI 図面
拡張子 *.jt
Ver 8.1-10.0

▼ STEPフォーマット(航空宇宙産業の3D)

Interface Information 出力情報
ボク
セル
表示 形状 履歴 位置 PMI 図面
拡張子 *.step
*.stp
*.stpx
*.stpZ
Ver AP242

▼ PDFフォーマット(ビューイング用)

Interface Information 出力情報
ボク
セル
表示 形状 履歴 位置 PMI 図面
拡張子 *.pdf
*.prc
Ver 2.0.4

▼ 変換のイメージ

3Dデータ変換

▼ マルチ3Dデータの合成変換

3D Evolutionは、マルチCAD運用に対応しているため複数の3Dデータを読込み任意のフォーマットで保存できます。下図では、JTフォーマットとSTEPフォーマットを読み込み、CATIA V5のCATProductに保存しています。アセンブリの位置調整が必要な場合でもアセンブリの位置を変更して保存することが可能です。

3D図面 合成変換
3Dデータ合成変換

3D図面の長期保存フォーマットについて

▼ STEP AP242とは

形状情報は、従来のAP203(航空宇宙産業)とAP214(自動車産業)の情報をマージしています。そのほかに3D図面用にPMI情報、ビューワ用に表示情報、変換保証情報としてGVPとAVP情報が格納できます。GVPは、元データの表面積や体積等のマスプロパティ情報、AVPは、アセンブリの個数等に関する情報が記録されます。AP242のBrep情報とGVPやAVPを比較することで元データがない場合でも将来にわたり元データと同一性を保証します。AP242のBrep情報と元データの表示情報を比較することでビジュアル的に同一性が確認できます。


▼ ISO 10303 STEP AP242の変換保証対応

航空宇宙団体(LOTAR)やISOが定義した変換保証のバリデーション項目によりSTEP AP242の変換保証が実現しています。ドイツ自動車工業会(VDA)は、同じバリデーション項目をJTフォーマットに実装することを検討しています。バリデーション項目の体積や表面積などは、3Dシステムによってアルゴリズムが違うため答えが一致しません。その様な状態では変換保証ができませんので国際団体CAF-IFがアルゴリズムを開発し3D Evolutionに実装しています。

3Dデータ長期保存(LTA)

▼ ISO 10303 STEP AP242の圧縮フォーマット対応

CATIAオリジナル(A) 35.1Mb
STEP変換データ 38.5Mb
stpZ変換データ(B) 8Mb
圧縮率 (B/A×100) 22.8%
AP242 軽量化

▼ アセンブリ拡張子stpxに対応ー自動BOM化

ISOが開発している長期保存フォーマットであるSTEP AP242のアセンブリ構成ファイルに対応しました。拡張子は、stpxで中身はxml形式です。従来はアセンブリファイルをSTEPに変換する場合に1ファイルまたは複数のSTEPファイルに変換されていました。その場合に部品を流用しようとしたら1ファイルでは、部品を探すので工数が掛り、複数のSTEPファイルの場合はアセンブリと部品の判断がし難いとの指摘があります。stpxの誕生によりアセンブリと部品の区別が容易となり流用性が高まります。圧縮フォーマットのstpZにはすでに対応済です。